【イライラ解消】「こなす育児」から卒業!忙しい毎日を笑顔に変える魔法の遊び「ながら遊び」

「今日も一日、あっという間だったな…」

仕事や家事、育児。毎日が同じことの繰り返しで、なんだかなんだか心のゆとりがない。。子どもといる時間は幸せなはずなのに、気づけば「こなす」ことばかり考えている…。そんな風に感じていませんか?

特に幼児期は、親のゆとり―心と体、そして時間の余裕が試される時期です。でも大丈夫。子育ては「こなす」作業ではなく、「楽しむ」ものです。特別な時間を確保しなくても、ちょっとした隙間時間を大切にするだけで、親子の時間はもっと豊かになります。

この記事は、心のゆとりがないと感じるあなたへ贈る、とっておきの遊び方をご紹介します。

【子育てのヒント】なぜ「ながら遊び」が親子の絆を深めるのか?

「ながら遊び」は、ただの育児テクニックではありません。この遊び方が素晴らしいのは、子どもに楽しさを教えるだけでなく、親自身が「日常を楽しむ力」を取り戻せること。特別な時間を取る必要がないので、時間のゆとりがなくても、いつでも親子のコミュニケーションを深められます。

そして、子どもは「いつでもママは僕を見てくれている」という安心感を得て、自己肯定感を育みます。さらに、おててパペットや色探しゲームのような遊びは、子どもの主体性や知的好奇心を引き出すきっかけにもなります。遊びに完璧を求めないこと。楽しもうとする気持ちだけあれば、それで十分なんです。

今すぐできる!隙間時間・ながら遊びアイデア集

特別な道具は一切不要!いつもの日常を、親子の笑顔あふれる「遊び」に変えてみましょう。

我が家で大活躍!魔法の遊び「おててパペット」

我が家で一番のおすすめは、どんな場所でもすぐにできる魔法の遊び、おててパペットです。手を使ってキツネやグーの形にするだけで、あっという間にパペットに変身。声色をちょっと変えて話しかければ、子どもの笑顔がはじけます。

声の大きさだけ気を付ければ、どんな場所でも、どんなときでも対応可能の万能あそびです。

楽しく遊ぶだけでなく、子どもがぐずった時にも大活躍。

「荷物重い」とぐずるときも、パペットくんが「代わりに持ってあげる!」でも、パペットくんだから力がない…。「パペットくん、がんばっても持てないや、助けてあげて」そうすると、パペットくんのために、がんばって荷物が持てたりしちゃいます。

単にパペットくんが「大丈夫?応援するよ」と声をかけるだけでも、十分効果があります。

さらに、なんと(笑)実はこのパペット、お手軽な「隙間時間・ながら遊ぶ」なだけでなく、親子で本音を話すための最高のツールになります。

子どもが親に直接言いにくい意見でも、パペットに話すという形式なら、素直に伝えられることがあります。

「パペットくん、もうちょっと遊びたいけど、ママ怒るかな?」「ママ、最近怒りんぼだから悲しいな」

ママに直接ではなくパペットくんにいう時の口調は、優しい口調になっているし、ちょっとすねた口調も忙しいときに直接ママに言われたらカチンとくるところを、ママにとってもちょっと一呼吸。パペットくんになってお返事する口調はママ口調ではないから、きつくならずに子どもに伝わりやすくなります。パペットくんと一人二役、パペットくんには子どもに寄り添ってもらって、ママとして毅然としてほしいこと、やらないといけないことを伝える方法もとれます。

我が家では、わたしも子どももパペットくんにすごく助けられました。

まだまだある!隙間時間・ながら遊びアイデア集

おててパペット以外にも、いつもの日常を遊びに変える方法はたくさんあります。特別な道具は一切不要!

① 移動中(電車、バス、車)

  • ○○探しゲーム:例えば色探し。 「赤色の車はどこにあるかな?」「青色の看板を見つけられるかな?」と、窓の外に見えるものを探すゲームです。子どもの観察力が養われるだけでなく、親子で同じ景色に目を向けることで、一体感が生まれます。

② 買い物中(スーパー、お店)

  • お買い物探偵団: 「今日の夕飯はカレーライス!カレーに必要なものを探しに行こう!」と、子どもを「探偵」に任命します。子どもを「探偵」にするだけでなく、親も一緒に「探偵団のリーダー」になって楽しんでみましょう。「怪しいのはジャガイモだ!」なんて、大げさにリアクションすると、子どもも大喜びです。

③ 家事の合間

  • 洗濯物たたみ競争 :「どっちが早く洗濯物をたためるか勝負だ!」と声をかけます。勝敗は二の次でOK。洗濯物をグチャグチャにしても怒らないこと!「すごい!ママより早くたためたね!」と、全力で褒めて盛り上げることが大切です。
  • お料理ソムリエ 「お料理ソムリエさん、お味はいかが?」と、料理の味見役をお願いしてみましょう。「おいしい!」と子どもが褒めてくれたら、全力でうれしがって!子どもは「ママがうれしそう」と喜びます。「味が薄い」とか意見を言ってくれたら「助かった。○○ちゃんのおかげで美味しくなったね」って伝えてあげてください。子どもは「役に立った」って自己肯定感を高めます。

完璧な親じゃなくていい。楽しむママでいよう

遊びに完璧な時間も、完璧な道具も必要ありません。大切なのは、楽しもうとする気持ちだけです。

「おもちゃがないから遊べない」「時間がないから遊んであげられない」と悩む必要はありません。日々の暮らしの中に隠れている、小さな「楽しい」を見つけるだけで、親子の時間はもっと豊かになります。

子育ては、子どもと一緒に成長し、笑い、毎日を積み重ねていく冒険のようなもの。今日から早速、この遊びを試して、あなたと子どもの「楽しい」を見つけてみませんか?

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「ながら遊び」を通して育まれた子どもの主体性や知的好奇心は、将来の大きな力になります。もっと深く子どもの可能性を伸ばしたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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